毎年旧暦の1月14日、1年の豊漁、豊作を祈願する行事「よしおさん」が、今年は2月4日・立春の日に行われました。
以前は真夜中の干潮時に行われていたので、「夜潮様」と呼ばれていたそうですが、最近は昼間の干潮時に行っています。
当日は久礼漁協の関係者や漁師さんが、ふるさと海岸へ集まり、切り出してきた竹の長さを調節して準備が始まりました。
竹に風船や短冊をつけて飾り付けます。
干潮の時間になると、波打ち際に杭を立てますが、なかなかの重労働。傾かないように慎重に立てます。
いよいよ竹をしっかりと括り付けます。
低い竹もまわりに括り付けて完成。
お酒や魚、お菓子をお供えして、順番に祈願して終了です。
この竹は、雨風にさらされて、海側に倒れると「豊漁」、浜側に倒れると「豊作」とされています。
さあ、今年はどちらでしょう。
ふるさと海岸へ行かれたら、よしおさんをチェックしてみてくださいね。
【追記】
今年は3月9日に浜側へ倒れました!なんと早い!