2022年7月27日(水)~9月25日(日)まで中土佐町立美術館にて「道のある風景展」を開催中です。
一本の道から生まれる物語・・・絵画のことは素人の私ですが、タイトルに惹かれて鑑賞してきました。
この風景展は2年ほど前に、館長さんが高知県内の作家さんたちに声をかけて描いてもらったそうで、ほとんどが今回初めて展示される新作ばかりだそうです。
ちょうどこの日はギャラリートーク開催日で、作者の方々から直接作品についての解説を聞ける貴重な時間となりました。
高知県内の作家さんということで、見たことのある風景がたくさんあり、そんな発見も楽しいです。
「ここで生きる」小川智子さん
久礼大正町市場前の久礼お宮さん通り。毎日通る道もこうして見ると新鮮です。
「ぬくもり」刈谷舞花さん
「ここで生きる」とほぼ同じ道ですが、作者によって雰囲気が変わりますね。
とても興味深かったです。
「伐採道」石見陽奈さん
今回の展覧会でとても心惹かれたのがこちらの作品です。
最近、近所の山の木を切りだしたのを見つけて気になっていたのですが、作者の方も同じように感じていたそうです。この風景を重機が通るための細い道に注目して描かれています。
他にも様々な風景の中の道が描かれていて、とても楽しめる展覧会です。
夏休みにお子さんと鑑賞するのもおすすめです。