やいかの里
「道の駅なかとさ」から県道25号線を西に約25分。中土佐町の南の端にある集落が今回ご紹介する矢井賀地区です。昔は漁師町として栄えた港町。魅力的な路地と内陸部ののどかな農村風景をカメラを片手に散策してきました。
漁村公園の駐車場に車を止めて、いざ散策開始です。まずは、隣接する「築港(ちっこう)」へ向かいます。矢井賀の港は、伊勢海老やカニ類の漁も盛んなため、漁港には漁に使う網が干してあったり、網の修理をする漁師のおじさんたちが作業をしている姿を見ることができるかも?
「築港」から、集落の方に足を向けると、観音堂や大師地蔵堂が見えてきます。大師地蔵堂を守るのは、なんと”狛羊”。愛らしい羊が見守っています。
観音堂へは、大師地蔵堂の横から参道となる登り口があります。お時間のある方は、こちらも散策してみてください。
路地散策
車が通れる道から一歩路地に入ると、そこは、別世界。この角の向こうはどんな風景だろうか?と、心がワクワクして見に行かずにはいられない衝動にたきつけられて、ついつい足を延ばしてしまいます。「あれっ!どっちの方向だっけ?」と、久しぶりに道に迷う感じも新鮮でドキドキ感が楽しい散策です。
路地の向こうが開けていると思えば「井戸の跡」があったっりと、路地を楽しむアイテムを探しながら歩くものいいものです。
少し足を延ばして、旧矢井賀小学校の隣に鎮座する「松尾神社」へ行ってみました。参道には橋が架かっており、橋を渡ると今度は一面苔のカーペットが出迎えてくれます。
また、ここ「松尾神社」には、「バクチノキ」という樹があります。明らかに周囲の樹とは違う雰囲気をかもし出しています。一目見ただけでこれだ!と、断定することが出来ます。納境内の林の中で、異彩を放っている「バクチクノキ」を探してみて下さい。
と、いうことで あえて写真は載せていません「これか~」と眺めて下さい。それが、「バクチクノキ」です。
今回は、町の風景をご案内しましたが、もちろん矢井賀の海もとてもきれい!です。向えの浜で持参したお弁当を広げ、のんびりとした時間を過ごすのも貴重なひと時です。青い海と青い空その時々に見せる矢井賀の風景を見に来てください。
(ご注意!)路地を散策する場合には家々が隣接していますので、ご迷惑にならないようお願いいたします。また、コンビニが近くにありませんので飲食をされる場合には、事前にご購入の上散策を楽しんで下さい。